Emacs のバッファ一覧を作業中のバッファで見たい
Emacs でバッファ一覧を表示するコマンドCtrl-x Ctrl-b
を打つと、デフォルトでは、別のバッファに一覧が表示されてしまう設定になっていたのをついに解決しました…!
設定を変更する
Emacs の設定ファイル (~/.emacs.d/init.el
や ~/.emacs
など) に以下のような設定を追記します。こうすることで、デフォルトでは list-buffers
という動作をしていたものを buffer-menu
という動作に上書きできます。
(global-set-key "\C-x\C-b" 'buffer-menu)
設定を反映する
上のような設定をちゃんと反映させるにはいくつか方法がありますが、下の二つが簡単だと思います。
- 設定ファイルを保存してから、Emacs を再起動する(おそらく自動的に設定ファイルが読み込まれる)
- (Emacs で設定ファイルを編集した場合のみ)設定ファイルを開いた状態で一度保存し、そのまま下のミニバッファに
M-x eval-buffer
と書いてエンターキーを押す(M-x
は mac では option キー + x です)
これで設定が反映されたはずです。
動作を確認してみる
例えば、Emacs を立ち上げてすぐの画面(私の設定ではロゴが出ないようになっているのでこの画面なのです)で、Ctrl-x Ctrl-b
を打ってみると…
アクティブなバッファにバッファ一覧が現れました!